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3つのエネルギー消費

皆さん、こんにちは。


11月に入り、気温の低下と乾燥を肌で感じるようになってきました。日中はとても暖かく20℃を超える秋晴れですが、朝晩の冷え込みで寒暖の差は10℃以上になっている日が多いようです。


寒暖差疲労対策は万全でしょうか?


今日は、人間の消費エネルギーについて少しお話していきます。

人間がエネルギーを消費する場面は、3つです。


1つ目は、人間が生きているだけで消費している「基礎代謝」です。

筋肉・心拍・呼吸・体温調整・各臓器の機能を維持するために24時間、日々人間は動いていなくてもエネルギーを使用しています。



2つ目は、人間が体を動かした時に消費している「生活活動代謝」です。

主に、日常生活動作や運動で消費していくエネルギーです。



3つ目は、食後体内で消化吸収するために消費している「食事誘発性熱産生」です。

食物を摂取すると、消化器官にて3~4時間かけて消化した後に小腸にて約8時間かけて栄養素を吸収します。毎食ごとに消化吸収を上記の工程で消費していくエネルギーです。

消化吸収する際、最もエネルギーを使用する栄養素は以下の通りです。

タンパク質30%・脂質4%・糖質6%



これら3つのエネルギー消費の中で1日に最もエネルギーを消費するのは、1つ目でご紹介した「基礎代謝」です。

1日で消費するエネルギーの60%を「基礎代謝」が占めています。

次に、「生活活動代謝」の30%で続いて「食事誘発性熱産生」の10%となります。


エネルギー消費の60%を占める「基礎代謝」が低い場合、摂取した栄養素が消費されず、

脂肪として蓄積してしまったり、体が冷えたりしてしまい健康維持が困難になります。


「基礎代謝」が低下する原因として、加齢による筋肉量の低下と運動不足による筋肉量の低下が挙げられます。

「基礎代謝」は、筋肉や各機能を維持するためにエネルギーを使いますので、単純に筋肉量が低下すると「基礎代謝」が低下します。それはつまり、消費エネルギー量が減ることを意味します。

消費エネルギー量が減った状態で、それ以前のカロリー摂取(食事)をすれば太ってしまいますので、太らないためには2つ目でご紹介した「生活活動代謝」を上げるしかありません。


「生活活動代謝」を上げるのは嫌なので毎日食事制限をしていれば良いという選択肢もありますが、それだけでは体重の維持は出来ても筋肉量の維持は出来ません。

結局、筋肉量の低下でエネルギーの消費が減り、太りやすい体質になっていきます。


また、極端なダイエットで摂取カロリーや栄養素を制限すれば、筋分解により筋肉量が減少し消化器官も衰えていきます。


今よりもっと生き生きと生活し、健康的な体を維持するためには3つのエネルギー消費に着目し、積極的にレジスタンストレーニングに取り組んでみてください。

筋肉量が増進し、「基礎代謝」が上がります。

筋肉量が増進すれば今よりもっと元気に日常生活やスポーツに取り組めるはずです。



そして何より必要なのは、筋肉の維持増進に必要なタンパク質の摂取です。


3つ目の「食事誘発性熱産生」を上手に利用し、極端な食事制限をすることなく摂取カロリーの多くをタンパク質にしましょう。エネルギー消費が高まると同時に、筋肉量の維持増進に繋がるはずです。


是非この秋冬は、HUMAN’S DENで筋肉量を増やし、冬太り&お正月太り対策をしましょう!!


お待ちしております!!

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